今現在、ご自身でお持ちの口座をすべて把握していますか?
必要以上に口座をお持ちではないでしょうか?
私自身、以前までポイ活目的で、口座開設を複数した経験があります。ですが、一度も使用しないまま、放置という口座が複数ありました。未だに未使用の口座もあります。
お金をしっかりと管理するためには、必要最低限の口座で問題ありません。
未使用口座をそのままにしておくと、休眠口座扱いになり、休眠預金として民間公益活動に使用されたり、未利用口座管理手数料がかかってしまう銀行口座もあります。
休眠口座とは?未利用管理手数料とは?
休眠口座とは?
休眠口座とは、10年以上取引のない預金口座のことです。普通預金や、貯蓄預金などが対象となります。休眠口座となってしまった場合、預金保険機構に移管され民間公益活動に活用されることになります。
休眠口座になってしまっても、所定の手続きを行えば、預金を引き出すことは可能です。預金がないから、そのまま放置でもいいのでは?という考えもあると思います。しかし、その場合は未利用管理手数料というものが発生する場合もあるので、要注意です。
未利用管理手数料とは?
未利用管理手数料とは、2年以上入出金のない普通預金口座や貯蓄預金口座にかかる手数料です。不正口座の作成や利用の防止、口座の維持管理にかかる費用の一部になります。
ご自身で口座を開設したことを忘れていて放置してしまっていても、未利用口座管理手数料のお知らせが届いているはずです。こんな口座覚えがないというふうに放置していると請求されてしまうことも。口座凍結もありえます。もし預金が入っていたら、損をしてしまいますね。
使用していない口座は解約してしまおう!
休眠口座扱いになってしまったり、未利用口座管理手数料がかかってしまったりと、不必要な口座を持つことに対してメリットはあまりありません。目的別に口座をきちんと利用している場合は、心配はありませんが、私のようにポイ活目的で開設した方も少なくはないと思います。
家計管理の一歩として、まずは未使用の口座は一つずつ解約していきましょう!
口座解約も意外に大変。。。
ここからは、私の体験談です。
小学、中学の頃でしょうか。母が私のために口座を開設しており、その口座を高校くらいまでは使用していました。その後、別銀行口座をメインで使用するようになり、その口座は今のいままで、放置してしまっていました。預金はない予定なのですが、正直わかりません。
ふと、その口座のキャッシュカードを見つけ、残高照会をこころ見ました。暗証番号あっているはずなのに、拒否されてしまっていたのです。そうなってしまうと、逆に気になってしまって、窓口に相談しに向かいました。
キャッシュカードのみでは、色々な手続きは困難で、当時の、登録住所、電話番号、暗証番号、届出印といった情報が必要とのこと。そう言われてしまうと当たり前の話なのですが、それらの何一つわからなかったのです。通帳も何故か手元になく。。。
この状態で解約するためには、住所変更を行い、届け出印の変更、電話番号の変更やらなにやら、1日で終わる問題ではありませんでした。その手続きのことを考えると億劫になってしまい、未だ放置しています。
現在、その口座存在しているのかもわからないなんて。。。
最後に
やはり、口座というのは必要な分だけで十分です。予定なものはつくらない方がいいということです。当時のポイント数と、解約に要する労力は、むしろマイナスですね。みなさんお気をつけてください。